概要
刷版に汚れの付着についてお説明します。
内容詳細
以下のフロー図をご参照ください。
刷版への汚れ付着は、自動現像機内で付着するケースが多く見られます。
汚れが何で拭き取れるかで、自動現像機の何処で付着するのかの切り分けが可能です。
汚れを拭き取る場合、ゴム手袋・ゴムエプロン・保護眼鏡の着用をお願い致します。
水拭きで落ちる
・繊維状の汚れの場合、合紙の混入が考えられます。現像・水洗・フィニッシャー各層の洗浄、液交換が必要です
・ヘドロ状の汚れの場合、水洗層・フィニッシャー層の汚れ考えられます。洗浄、液交換が必要です。
現像液で除去できる
・現像層に溶出した乳剤が飽和状態となり、刷版に汚れとして付着したものと考えられます。
「
現像母液交換期間の確認方法」や「
新液リセット履歴 確認方法」をご参照して頂き、母液交換をお願い致します。
どちらでも除去できなかった場合
・露光中に版面に汚れが既にあり露光されてしまった場合や、ドラム面の汚れで版浮きし焼きボケになる場合が考えられます。
CTPセッター内のクリーニングローラ・ドラム清掃をお願い致します。